今回は日本人期待のBCG×メタバースである元素騎士オンラインの仮想通貨について解説していきたいと思います。
元素騎士オンラインではどのような通貨が使われるのか、その用途はどのようなものか、実施にトークンを購入するためにはどうすればいいのか、などをまとめいますので、ぜひ参考になさってみてください。
元素騎士オンラインとは
元素騎士オンラインは2012年に台湾で『Game of the year金賞』を獲得したエレメンタルナイツオンラインの最新作です。
今作では、ブロックチェーン技術を用いた事によって、ただゲームを楽しむだけではなく、仮想通貨を利用した新たな経済圏を構築することを目指しています。
ゲーム自体は無料でプレイする事ができるので、スマートフォンやパソコンがあればどなたでも遊ぶことができます。
現在はオープンβテストの最中ですが、今後はゲーム内で手に入れたアイテムをNFTマーケットプレイスで転売できるようになったり、メタバース内の土地を買うことで自分だけどオリジナルマップを作成することも可能になるそうです。
BCGと言えば、基本的には「play to earn」と呼ばれる遊びながら稼ぐ。というコンセプトの物が多いですが、元素騎士オンラインの場合はそれに加えて「UGC to Earn」という事で、プレイヤー自身が装備やマップの作成にかかわる事ができるようになるそうです。
※UGCはUser Generated Contentsの略
元素騎士で使われる仮想通貨とは?
元素騎士オンラインでは、『MVトークン』と『RONDトークン』という二つの仮想通貨が流通しています。
MVトークン
MVトークンは主にゲーム外で使う通貨で、その頭文字の通り「metaverse」の略です。
元素騎士オンラインはMMOゲームですが、その他にもメタバースとして新しい経済圏を作ることを目的としていますので、そちらで主に使われるのがこのMVになります。
MVトークンの役割は以下の通りです。
- オシャレ装備を割安で買える機能
- オシャレ装備をパワーアップする権利
- MV専用の価格大小の様々な有料アイテムを買える機能(ゲームを有利に進める為のアイテムです)
- 本ゲームの方針を決めることのできる投票権
- MVをステークする機能(MVを預けてRONDを報酬としてもらう機能)
- 先行公開クローズドαテスト、クローズドβテストに参加する権利
- オシャレ装備を作成して提供できる権利(UGC機能)
(MVを一定以上ステーキングしている方のみ)
※サービス開始後のアップデート対応- 土地、モンスターを制作する権利のオークションに参加できる権利
(MVを一定以上ステーキングしている方のみ)
※サービス開始後のアップデート対応- 土地、モンスターを制作する権利の購入
- ゲーム内トレードの際に使う手数料
元素騎士は先程も言った通りメタバース空間を構築する構想があります。
MVトークンはその主要な通貨となる期待がありますので、今後は上記だけではなく、様々なプロジェクトにも利用される可能性があります。
特に、前日公開された「メタバース構想について」という元素騎士の記事では、ゲームやメタバースだけではなく、アート、アニメ、金融、観光、不動産など、様々な領域との連携を模索してる事が紹介されました。
RONDトークン
RONDトークンはゲーム内の経済を構築しているゲームマネーです。
ゲーム内ではmRONDというゲームマネーをゲットする事ができるのですが、このmRONDと仮想通貨取引所との交換のつなぎ目となるのがRONDトークンです。
RONDは取引所の価格と連動することによって、ゲーム内でも通貨の価値が変化するように設定されているそうです。
RONDの役割としては以下のようなものがあります。
- ゲーム内アイテム、ベース武器、防具を購入する時に使用
- ある特定の条件でしか参加できないモードに参加する時に使用
- ベース装備を強化、鍛錬する時に使用
- マップ間をワープして時短したいときに使用
- イベント参加の入場料に使用
- UGCマップを遊ぶ時の入場料に使用
- クエストを受ける挑戦料に使用
元素騎士で使う仮想通貨はどこで買えるの?
元素騎士オンラインの「MVトークン」「RONDトークン」は、仮想通貨取引所で買うことができます。
それぞれ上場している取引所が違ったりもしますので、まずはこちらで紹介しておきます。
MVトークンを取り扱っている取引所
MVトークンを取り扱っている取引所は以下の通りです。
- Bybit
- MEXC Global
- KUCOIN
- Kraken
- gate.io
当初はBybitだけに上場していましたが、今では複数の取引所で取り扱いが行われるようになりました。
RONDトークンを取り扱っている取引所
RONDトークンを取り扱っている取引所は以下の通りです。
RONDトークンは現状Bybitのみでの取り扱っています。
両方のトークンを購入できるのは現状「Bybit」だけですので(10/12現在)、もし元素騎士をガッツリプレイしたいと考えている方は、Bybitの口座開設をお勧めします。
元素騎士で使う仮想通貨の買い方
それでは、ここから元素騎士で使われる仮想通貨の買い方を解説していきたいと思います。
私の場合は普段Bybitでトークンを購入していますので、ここではBybitを例に解説していきたいと思います。
まずはBybitにログインしていただき、上部メニューにある検索ボックスに「MV」や「ROND」と入力してください。
そうすると、「MV/USDT」や「ROND/USDT」という現物取引の通貨ペアが表示されると思いますので、購入したいペアを選択してください。
通貨ペアを選択すると、それぞれの通貨の取引画面が表示されると思います。
この画面で実際に仮想通貨を買うのですが、通貨の購入には「USDT」というステーブルコインが必要になります。事前にUSDTを準備しておいてください。
Bybitの場合は、クレジットカード等を使用して日本円からUSDTを購入する事ができますが、手数料がかかるので個人的には日本の取引所を介した方がいいと思います。
もし、日本の取引所から海外取引所まで資金を送る方法がわからない方は、先ほども紹介した「MVトークン(元素騎士online)を購入する方法」を参考にしてみてください。
USDTが用意できた方は、先ほどの画面の「利用可能残高」の部分に通貨が反映されているのが確認できると思います。
注文価格、数量等を入力してMV・RONDを購入してみてください。
「MVを買う」「RONDを買う」をクリックすると、確認が画面が表示されると思います。問題がなければそのまま購入手続きを進めてください。
出した注文が約定し、取引が成立すれば無事MVやRONDを購入する事ができます。
まとめ
今回は元素騎士オンラインで流通する「MVトークン」と「RONDトークン」について解説してみました。
MVトークンは主にゲーム外で使われるトークンで、ゲームに関する様々な権利を得ることができたり、ガバナンスやメタバース圏に関わってくる通貨です。
RONDはゲームマネーの役割を果たし、ゲーム内で稼げるmRONDと仮想通貨取引所とをつなぐ役目があります。
それぞれ用途は違いますが、ゲームをガッツリやり込むためにはどうしても必要な通貨になります。
簡単な説明ですが、BybitでMVやRONDを買う流れも解説してみましたので、通貨の購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。